雨の日にはアルトライアーの音色が似合う？

2022.05.09

もみの木音楽舎は、香川県さぬき市の琴平電鉄長尾線の長尾駅から徒歩５分のところに現在建設中。
拠点となる音楽室は１０月開室の予定です。
私、音楽療法士kajikajiは、仮住まいにて本日も開業準備に勤しんでおります。
思う存分歌ったり、ピアノを弾いたり、笛を吹いたり、ドラムを打ったりはできない仮住まいでは、なんといってもライアーです。

今日のさぬき市は、５月の連休明けだというのに、
冷たい雨が降っています。

雨の日にはどんな音色が似合うかな？　とイメージしながら
本日手にとったライアーは、
ヨエックス作のアルトライアーです。
私の２０年来の友でもあります。

ライアーにもいろんな作者、種類があり、
響きも微細に違います。
私はヨエックスさんのライアーが好きです。

このアルトライアーはとってもまろやかな音色で、
ひざに抱えて奏でると、自分の身体にもやさしく響きます。

今日は少し渋い曲だけれど、雨の日に彩りを添えてくれるような気がする、
テレマンの「無伴奏フルートのための１２のファンタジア」から６番を奏でてみました。
楽譜の音符の並びが、雨粒がかろやかに跳ねているようにも見えます。

ランパルという本当に素晴らしいフルーティストの演奏で
この曲を聴いた時、
短調の曲なのに、暗さはなく、心が揺り動かされるように感じました。
重苦しい気分であった時だったのが、元気になれました。

ライアーで奏でると、フルートとはまた異なる味わいになりますが、
ランパルのフルートのあの躍動感をいつか私も表現したい！と念じながら、練習、練習！

傍らでは、クライネ・レビン症候群の過眠期真っ只中の息子が、
通所先を今日は休んで、眠っています。

今日の「クライネ・レビンの子守歌」は、テレマンです。
どんな夢を見てるのかな。（ぜんぜん見てないかもニコニコ）