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音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

障がいがあるってどういうこと?

障がいがあるってどういうこと?

我が子が「障害児」「障害者」とカテゴライズされて20数年経ちます。
「障害」を「障がい」とか「障碍」とか、あるいは「ハンディ」とか言い換える配慮が近年は見られますし、私自身もそういう言葉に言い換えることがあります。

でも、「障がいがある」ってどういうことなんでしょうか。

「バリアフリー」という言葉も、今では一般的に使われるようになりました。
一般的には主に身体障害のある方や、高齢の方が暮らしやすい、使いやすいように配慮するものであろうと思います。
でも、そういう「バリアフリー」って、ちょっと足を痛めたとか、妊娠したとか、小さいお子さんがいるという場合も、助かりますよね。

「障がい」というのは、「障害者」と呼ばれる人たちがもっているものでも、周囲に与えるものでもなくて、そもそもみんなの周りにあるものなんですね。
「障害児」「障害者」という方たちが、みんなの中に入って行きづらい時、なんらかの「障がい」がそこにあるんだなと想像してもらえたら、社会はもっとみんなが暮らしやすいところになると思います。

目に見える段差だけが、「障がい」ではないです。
むしろ、目に見えない心の壁こそ、最たるバリアです。

今日は午後、香川にUターン移住してから初めて、
高松にある病院に息子を連れて行きます。
私は車に乗らないので、電車とバスを乗り継いで。
どうか、息子が委縮するようなバリアに出会わないようにと祈りながら。

東京にいたころ、ある時、バス停でバスを待つ間に投げかけられた冷たい目や言葉を何年経っても忘れられません。
道行く車を眺めて、幼い子のようにただにこにこしている息子を見て、
お子さんをかばうようにしながら、その子のお母さんらしき方が、
「あんなふうにならないように、ちゃんとお勉強しなさいね。」と。
悲しかったな。

息子はただにこにこしていただけです。
誰の「障害」にもなっていなかったのに。

私が歌うのは、
みんなを笑顔にしたいから。
私が音楽療法士になったのは、
「障害児」「障害者」と呼ばれる人たちも、音楽を楽しんでいる時はみんなにこにこ笑顔になってくれるから。
みんな、同じ人間なんですから。
みんな違って、みんないいんです!

↓これは、息子の作品。「うさぎのせいれつ」です。
みんな違って、みんないいんだよ!
障がいがあるってどういうこと?

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音楽療法の個別相談をお受けします。

うた・ライアー&音楽療法
もみの木音楽舎
第 1 回 体験講座
<内容 / 体験&相談料金>
1 ライアー(竪琴)体験レッスン
*小学生以上 *3,000 円
*2名で受講可 ( その場合は 4,000円/2名)
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ハンディのある方、御家族 *2,500円
<日時>
2022年 5月22日 (日)
午後 1 時から午後 4 時まで
*1 コマ 45 分間 *先着 3 組
<体験講座会場>
モミの木の家 事務所
香川県高松市十川西町 398‐1


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もみの木音楽舎
0879-49-3198
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