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音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

2023年7月11日(火)午後、隣町の三木町から、

障がい福祉サービス事業所いっぽの皆さんがいらっしゃいました。

今回は女性の利用者さん、IさんとKさん、そして支援員さんです。

第35回のグループ音楽療法セッションをいたしました。

 

IさんとKさんは、歌うこととライアーのレッスンに取り組んでいます。

でも今日は、先週の男性グループで好評だったオーシャンドラムを

最初に少し楽しんでいただきました。

この楽器は、以前に音を聴いたことがあるとのことですが、

自分で鳴らすのは初めてだそうです。

ボルドンライアーと合わせて、2人で鳴らしていただきました。

ざざー、ざざーとゆっくりとオーシャンドラムを揺する合間に、

もう一人がボルドンライアーを鳴らしていきました。

ボルドンライアーの鳴らし方が、2人それぞれ違っていて、

交替すると、同じ楽器なのに、違った音楽になって、

とても面白かったです。

 

さて、歌は「ハナミズキ」。

歌詞を読んでいただくと、

前回よりも明らかにしっかりした声になっていました。

「何が大事だったですか?」と問うと、

「笑顔です!」とすぐに答えが!

すばらしいです。

そう、笑顔が良い声の秘訣。

今日の歌はとても良かったなあ。

次回は、AKBの「フォーチュンクッキー」をリクエストされました。

簡単なステップを付けて歌ってみようと思います。

 

そして、ライアーのレッスンです。

今日はグリッサンドの練習の後、「ラ」の音を鳴らすことに挑戦しました。

ライアーを良い音で一音だけ鳴らすのは、

簡単そうに見えて、実はなかなか奥深い技が必要です。

指で弾かず、身体全体で鳴らしていくという感じ。

それを何度もやって見ていただいたり、

彼女たちの手をとって弾かせてあげたりしながら、

繰り返し、繰り返し、「ラ」の音を一緒に鳴らしていきました。

まだ手指に力はこもっていますが、

そろって一緒に「ラー、ラー、ラー・・・」と弾くことができるようになりました。

私が「ほたるこい」のメロディを弾き、一緒に合わせて演奏しました。

時間はかかるけれど、着実に進歩しているIさんとKさん。

すばらしいです。

 

また一緒にトライしてみましょう。

Iさん、Kさんが、自信をもってできること、楽しめることが、もっともっと増えていくことを願っております。