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音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

2023年5月16日(火)午後、急に夏日になり、陽射しがじりじり照り付ける中、

いつものように隣町の三木町から、障害福祉サービス事業所いっぽの皆さんが

もみの木音楽舎にいらっしゃいました。

第27回のグループ音楽療法セッションを、

3名の利用者さんと支援員さんたちと共に行いました。

午前中に、長尾にある鶴亀公園を歩いてきたとのことで、

皆さんちょっとお疲れの様子でした。

Hさんは完全にお疲れモードでしたので、無理のない範囲で参加していただきました。

 

そこで最初は、ピアノに合わせてゆったりと身体を動かし、リトミックに取り組みました。

目の前に見えないガラスがあるつもりで、窓ふきをしてみましょう、という設定で、

両手を動かしてみました。

少し意識がはっきりし、背筋も伸びた様子のKさんとIさん。

いいですね!

 

続いて、音つみきの涼やかな優しい音色を楽しみながら、

簡単な合奏を行いました。

ポーンとみんなの音が合わさると、心地よい響きがもみの木の音楽室に満ちました。

 

それから、KさんとIさんのリクエストで、ライアーを弾くことにしました。

今回は彼女たちだけのレッスンという形になりました。(Hさんはすっかり夢の中でしたので!)

そこで、ライアーの弾き方の基本のレッスンに挑戦してみました。

ライアーは、弦を鳴らす瞬間よりも、鳴らす前、鳴らした後のほうが重要です。

がんばって、鳴らそう、鳴らそうとすればするほど、良い音が響きません。

がんばらないでゆっくり、丁寧に、という練習に、繰り返し取り組みました。

お二人とも、汗をかきかき、弾いておられました。

 

終了時、「どうでしたか?」と訊ねると、

「ライアーは楽しいけど、難しいです~!」と声をそろえておっしゃっていました。

その表情は、笑顔で、すっきりした感じに見えました。

簡単にできることばかりではなく、

たまにはちょっとがんばらないとできないことに挑戦することも大切ですね。

 

障がいがあってもなくても、

何歳になっても、

挑戦する気持ち、

忘れずにいたいものです。

 

またお待ちしております。

一緒にライアーも弾きましょうね。

 

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もみの木音楽舎は、

年齢も障がいの有無も関わりなく、どなたも安心していらしていただける音楽教室です。

新しい挑戦、あなたも始めてみませんか。