私が、0歳からの音あそび「音であそぼう♪」と題して、
生まれて間もない0歳の赤ちゃんから1歳過ぎのお子さんとそのお母さん(ご家族)、
そして歩き始めた1歳4〜5ヶ月から3歳未満のお子さんとそのお母さん(ご家族)のグループ分けで、
ささやかな音と歌で遊ぶ活動をお引き受けするようになって、3年ほどになります。

三木町の氷上こども園併設の「育ちの部屋」さんから始まり、
さぬき市の長尾聖母幼稚園の「モンテひろば」さんでも
継続的に毎月1回、実施しております。
その他、単発の企画としても時折お話をいただき、
これまでに高松市やさぬき市内の各所で開催の機会をいただいております。
皆さまには、「かじかじ」と呼んでいただいております。
派手さもなく大したことはしませんし、
集客のための広報活動が盛んに行われるわけでもないのに
毎回継続していらしてくださる親子さんや、
新規のご参加の親子さんも多く、
月に一度ずつお会いするお子さんが、
心身ともにだんだん大きく成長されていくのを見られるのが
何より楽しみになっています。
私がこの0歳からの音あそびでご提供する音楽活動は、
音感やリズム感を育てようとする、いわゆる早期教育ではありません。
ミルクや離乳食のように、
この年齢のお子さんたちが自然に無理なく受け入れられるもの、
そしてその時期の「感覚」の成長に必要なのに
もしかしたら足りていないかもしれないと思われるものを、
ささやかな音や歌にのせてお届けしようとするものです。
0歳の赤ちゃんでも無理なく自然に飲み込める形で、
脳の発達にとって必要不可欠な、
良質の感覚刺激を提供したいと考えています。
それと、これはこの音あそびの活動のみならず、
この他に私が実践している音楽療法セッションやレッスン、
子どもたちのための音楽活動などすべてに共通することですが、
「自分で選ぶ」という経験を積む機会を提供したいとも考えています。
0歳の赤ちゃんだって、好きなものはわかるんですよ。
「好き」ということ、それは、十分に味わうことで育つ感覚。(「嫌い」もそうでしょうが。)
周囲の大人が、これがいい、こっちがいいよ、と差し出しすぎる環境にあると、
お子さんは自分で選ぶという経験ができないのです。
「選ぶ」ということには、当然、失敗経験も含まれます。
しかし、あっちの方がよかったなあ、という経験は、
その時点では「失敗」かもしれませんが、
その後に生きる貴重な経験になります。
この経験を幼い頃からいかに積み重ねられてきたか、
2〜3歳の時点でも、だいぶその差が表れるようになります。
自分の感覚をすべて総動員して、失敗をものともせずに「選ぶ」を積み重ねてきた子は、
たとえ発達に遅れがあって、不器用であっても、強いです。
私は、障がいの有無に関わりなく、
どの子にも自信をもって生きていってほしいと願っています。
誰かの指示を待ち、顔色をうかがいながら生きるのではなく、
小さなことでも自分で選び、もし失敗しても逞しく立ち直って生きていけるようにと願っています。
私が、0歳からの音あそびをお引き受けしているのは、
そんな理由からです。