2023年6月20日(火)、隣町三木町から、
障害福祉サービス事業所いっぽの皆さんをお迎えして、
第32回グループ音楽療法セッションを行いました。
今回は男性チーム。
4人の男性利用者さんと、2人の支援員さんがいらっしゃいました。
さて、この男性チームの方々は、とても個性的です。
障がいがある人と一口に言っても、得意なことも趣味もみんな同じではありません。
それぞれに好きなことがあり、物事に取り組むテンポも一人一人異なります。
そんなチームですが、この音楽の日だけは、
一緒に活動を楽しみます。
バラバラな興味や趣味、そして個々に違う能力をもつ人たちを、どうしよう!!
いつも悩みますが、
ユニバーサルなセッションをしていきたいと思っています。
大きなバッファロードラムを、「ソーラン節」の歌に合わせて
みんなで交代しながら打ってみました。
歌って、とってもユニバーサル!
たとえ一緒に歌えなくても、心の中に響いています。
中田喜直さん作曲の「雨だれ」という歌に合わせて、
音つみきでみんなで「ぽったん」と打ってみると、
とても繊細な響きが広がりました。
雨の音は、誰でも鳴らせます。
でも、今ここにいる人たちと、音の響きを聴き合って鳴らす雨の音は、
互いを労わり合うかのようにやさしい響きでした。
すてきな雨の午後になりました。
また次回もお待ちしております。