ブログ

音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

今春、さぬき市にUターン移住してきた私達にとっては、

今回の香川県知事選挙が、さぬき市での初めての投票の機会でした。


息子は、話すことも読むことも書くこともできない、重度の障がいがあります。

でも、20歳になった時から投票に連れて行きました。


東京都港区での初投票時のエピソードについては、

NHKのサイト↓に記事が紹介されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220708/k10013705401000.html


さぬき市では、東京にいた時と同じように息子も投票できるだろうか、と

心配していましたが、

さぬき市選挙管理委員会にあらかじめ事情をお伝えしておいたこともあり、

8月26日金曜日、期日前の投票所にて、

息子が意思表示できる方法で、これまでどおり、無事に投票できました。

初めての場所にちょっと不安そうだった息子も、

「投票できた!」と言っているような満足そうな表情で、

代理投票に協力してくださったスタッフの方に笑顔で手を振り、

投票所を後にしました。

 

療育手帳では最重度判定の息子ですが、

自分で選んだ人を、選挙公報の写真や名前を指さして伝えることができます。

重度の障がいがあっても、できることはたくさんあります。

投票だけでなく、幼い頃からいろんなことにチャレンジしてきました。

失敗も挫折もいっぱいありました。

これからもあるでしょう。

でも、その数限りない失敗や挫折の山の中から、

いろんなことを息子も私も学び、

一かけらずつ、できることを見つけては積み上げてきました。


ピアノだって、二人で連弾できるようになりました。

歌だって、「あ」だけで歌う『あ合唱団』を2人で続けています。

ささやかですが、私達の生活を豊かにしてくれる楽しみです。

この子を授かって、幸せだなあと心の底から思っています。


障がいのあることで、どうしても難しいこともあります。

でも、手立てを考えれば、できるようになることもあります。


あなたがもし、障がいがあることで楽しめることが少ないと思っているなら、

もみの木音楽舎に来てみませんか?

重度の障がいがあっても、音楽が好きなら、

楽しい時間を一緒に紡いでいくことができると思います。

そして、一緒に音楽をすることを通じて、

もしかしたら、新しい可能性が広がるかもしれません。

音楽療法士がそのお手伝いをさせていただきます。

 

もみの木音楽舎はこんな音楽教室です。

https://mominokiongakusha.com/