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音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

2023年5月16日(火)

三木町の氷上保育所併設の地域子育て支援センター「育ちの部屋」へ、

赤ちゃんとママのためのゆったり音あそび<音であそぼう>の講師として

行ってまいりました。

今年度は毎月1回実施となり、継続的に通っていただけるようになり、

先月に続いていらしてくださった親子さんもいました。

 

今回は楽器だけでなく、

ゾウさん(芸術士の仲間に頼んで作ってもらったパペット)を連れて行きました。

下の写真、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

ゾウさんがとても上手にタンブリンをたたいているところです。

子どもたちはゾウさんの登場にわくわくした表情でした。

 

ゾウさんと一緒に、「蜘蛛の巣」にかかってあそぼうと歌うと、

どんどんみんな、かじかじ(私)とゾウさんと一緒に蜘蛛の巣(鈴をつけた紐)にかかってくれました。シメシメ!

集団遊びの経験がほとんどないお子さんたちなので、

どちらかと言うと、ママたちのほうが楽しそうでした。

でも、それもいいんじゃないでしょうか。

かつて、私もそうでしたよ。

でも、うちの息子はほとんど集団にというか、

そもそもその場にいられない子だったので、

こんな楽しみは味わえた試しがなかったなあ…(遠い目ウルウル)

 

だからこそ、初めての場所が苦手で、なかなか集団遊びに参加できないお子さんのママも、

ここには来てみてほしいと思っています。

無理に参加しなくてもいいんです。

みんなと同じ空間にいることで、お子さんが辛くなければ、

見ているだけでも、歌や音を聴いているだけでもいいんですよ。

そういう参加の仕方だって、アリです。大アリです!

私は大歓迎です。

 

なぜかというと、

集団遊びに参加している親子にとっても、

遊びに参加しないで輪の外にいる親子の存在を知る機会になるし、

その親子の存在を当たり前に許容する気持ちを育むことができるから。

そしてもちろん、集団遊びに参加できないでいる子にとっても、

他の子が遊ぶ様子を、ママと一緒に安心してゆっくり眺めている時間をもつことで、

やがて「やってみようかな」という気持ちが芽生えるかもしれないし、

その輪の中に入れなくても、お家に帰ってママやきょうだいと一緒に

その遊びをして楽しむことができるかもしれないから。

 

なんでも経験です。

身をもって経験することは、本当に大事です。

テレビやタブレットの画面を通して見たことは、

本当の経験にはなりません。

 

お子さんに、生の音、歌、遊びを体験させてあげてほしい、

ママにも、お子さんと共に楽しく、ゆったりした時間をもってほしい、

という思いで、講師を引き受けております。

次回は、2023年6月2日(金)です。

どんな赤ちゃんとママに会えるか、楽しみです♪

 

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もみの木音楽舎では、0歳からの親子の音体験レッスンをお引受けしております。

お問合せは随時、お気軽にどうぞ。