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音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

2023年1月10日(火)、今年最初の、いっぽの皆さんの第9回グループ音楽療法セッションを実施しました。

いっぽさんは、隣町三木町の障がい福祉サービス事業所です。

利用者の皆さんが、毎週数名ずつ施設の車に乗って、もみの木音楽舎に来られています。

今日は皆さん、「明けましておめでとうございます!」と晴れやかな表情と声とともに入室されました。

ん? なんだか皆さん、ちょっと大きくなったように見えるのは気のせいかしら?

いえいえ私も同じです。

お正月、ちょっと食べ過ぎたかな。

 

では、姿勢を良くして、身体を動かしていきましょう、と、久々にマラカスやシェイカー、

ジングルスティックなどを各々持って、歌に合わせて振ったり、腕を上げたり下ろしたり。

最後のポーズは一人ずつ、自分で考えてくれました。

だんだんのびのびと、大胆になってきましたよ。

 

十分に身体もほぐれたところで、今度は少し集中して楽器を鳴らしていきました。

今日は、注意深くそっときれいに鳴らす曲と、リズミカルに楽しく鳴らす曲の2曲をやってみました。

1曲目では、フィンガーシンバル・トライアングル・ツリーチャイム、

2曲目では、アゴゴ・カバサ・スプラッシュシンバル・ヴィヴラスラップを用いて

自分で選んだ楽器で取り組んでいただきました。

<1曲目:「一緒に鳴らそうよ」>

<2曲目:「キャッチ・ザ・ビート」>

 

少しタイミングがずれたり、自分の鳴らしたい鳴らし方で鳴らしたりしたときに、

「ぼく、間違えた?」「すみません。」という言葉をしきりにおっしゃる方がいます。

でも、だいじょうぶ。音楽療法では、間違いなんてないのです。

みんなの音はぜんぶ、すてきな音。

その音をすてきな音楽にするのが、音楽療法士の仕事です。

 

最後は「うたにかさねて」を歌って終了しました。

とても素敵な歌声になってきました。

 

また次回もお待ちしています♪

 


もみの木音楽舎では、障がいのある方のための個人あるいは集団の音楽療法セッションをお引受けしております。

音楽療法は継続して取り組んでいく必要があります。

たとえ不定期であっても、継続して通われる方を優先して御予約をお受けしております。

障がいの種別や軽重は問いません。

香川県さぬき市という田舎の静かな町にある小さな音楽教室ですが、

バリアフリーにしておりますので、どなたもいらしてください。

https://mominokiongakusha.com/contact/