2023年1月24日(火)午後、隣町三木町から、障害福祉サービス事業所 いっぽ の利用者の皆さんが、今日は4名いらっしゃり、第11回グループ音楽療法セッションを行いました。
今日は、午前中に、白山(しらやま)へ登ってきた、とのことで、
皆さん、元気ではあるものの、やはりいつもよりは少しお疲れの表情でした。
そこで今日は少しゆったりモードで始めることにして、
メルヘンクーゲルを2つ使った、「音のたまご」からスタートしました。
のんびりとした「あめこんこん」というわらべ歌に合わせて、
お隣へ小さなメルヘンクーゲルを手渡していきます。
皆さん、すんなりとはお隣へ回さず、耳元でクーゲルを振って音を楽しみながら参加されていました。
その後、Yさんから、以前に使ったことのある「プサルター」という楽器について、
その名前を忘れてしまったから教えてほしい、と訊かれました。
「弦楽器」という意味の「プサルター」という名前が付けられたその楽器に、
たいへん興味をもたれている様子でした。
そこで、今日はプサルターと、もう一つ、数日前にもみの木音楽舎にやってきたばかりの新しい楽器、
大きなバッファロードラムを中心に、みんなで即興演奏をすることにしました。
これが、プサルターです。馬のしっぽの毛の弓で、金属の弦をなでて奏でます。
とても不思議なすてきな響きです。
一人ずつ、弾いてもらいましたが、一人ずつ鳴らし方が違って、とても楽しかったです。
そしてこれが、バッファロードラム。
ドラムの裏側にはロープが張ってあり、それを握って持ちます。
ドラムを持っている人も、打つ人も、どちらも楽しい楽器です。
どおん、どおんと、大きく深みのある優しい響きが特徴のドラムです。
そしてこれは、梶谷が昔々に手作りした竹製のレインドロップです。
雨音のような響きが長く続きます。
即興演奏は、今日はこれまでになく盛り上がりました。
心地よい響きに、みんなで浸り、夢中で演奏する皆さんでした。
また一緒に音楽しましょうね。
次回も楽しみにお待ちしています♪
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もみの木音楽舎では、様々な楽器があなたをお待ちしております。
音楽療法士が、対象となる方にぴったりの音を見つけるお手伝いをいたします。
あなたも好きな音を見つけにいらっしゃいませんか?