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音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

もみの木音楽舎は、2022年10月1日に、香川県さぬき市に新しく開室する音楽教室です。

東京で、自ら開いた教室や、未就学児の通園施設や、特別支援学校において、

20年以上、音楽療法士として(特別支援学校では正規の教員として)仕事をし、

重度知的障がい・自閉症の我が子との関わりを含めれば30年近く、

一般に「障害児」「障害者」と呼ばれている方たちと深く関わってきた、

一人の母、音楽家、音楽療法士が開く音楽教室です。


もみの木音楽舎では、障がいのある方やなんらかの課題を抱える方のための音楽療法や療育的レッスンを提供いたします。

「障害児」「障害者」と書いたほうが、もしかしたら皆様に検索していただきやすく、情報が届きやすいのかもしれませんが、それらの言葉を避け、

もみの木音楽舎では、「障がいのある方」という言葉を用いることに決めました。

私が「障害児」「障害者」という呼称にとても抵抗感をもっているからです。


「障害児」「障害者」という言葉は、世間で当たり前に使われている言葉で、

特になんの引っ掛かりも感じないという方も多いでしょう。

また、行政や福祉、教育の現場では、

「障害児」「障害者」というのは、カテゴリーの呼称ですから、

必要に応じて使用されている言葉です。


それでもあえて、それらの言葉を使わないことにしたのは、

「障害児」「障害者」と言う時、

その子自身に、その人自身に、「障害」がある、と決めつけてしまうような気がするからです。

その子、その人が困難(障害)を抱えることになっている原因となるなんらかの病があるとしても、

そのことによって生じる困難(障害)は、

その子や、その人自身ではないのです。

 

「障害」と、その子、その人は別物です。

むしろ、その子やその人の周囲にある環境が、その人にとっての「障害」になっていることが多いのです。

だから私は、「障害児」「障害者」とは言いたくありません。

「障害」という書き方も嫌いなので、「障がい」とすることにしました。

「害」という字、嫌いですから。


もみの木音楽舎は、年齢も、「障がい」の有無にも関わらず、

どなたにも安心していらしていただける、みんなの音楽教室です。

 

 

私は故郷のさぬき市にUターン移住し、

もみの木音楽舎を起ち上げました。

ここを訪れてくださる皆様と共に、

心のバリアフリーの輪を広げていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

ピアノのレッスンを通じて、私が長年心を通わせている、障がいのある方の御紹介をしております。よろしければこちらも↓ご覧ください。

https://mominokiongakusha.com/voice/