2024年1月16日(火)午後、隣町の三木町から、
障害福祉サービス事業所いっぽの利用者さんたちがいらっしゃり、
いっぽグループ音楽療法セッションを行いました。
なんと今回で、第60回です!
今回は女性利用者さんの日。
IさんとKさんのお二人です。
今年もよろしくお願いします、の挨拶から始まりました。
穏やかにお正月を過ごされた様子で、
今日も楽しみにして来てくださいました。
最初にストレッチや早口言葉の練習をして、
身体や顔・口周りの筋肉をほぐしてから、歌いました。
リズムが特に難しかった「アルデバラン」も、
終わりまで、しっかり歌えるようになってきました。
次回は、「愛の花」を歌いたいとのこと、
何がしたいとか好きな歌をすぐに言えるのはとてもいいですね。
また、一緒に歌っていきましょう。
音つみきを1本ずつ持っていただき、
ラとシだけで演奏する、「夕暮れの二人」では、
前回から少し間が空いたせいか、後半をちょっと忘れてしまっている感じでした。
ピアノの音を聴きながら、合わせて一緒に鳴らしていくと、
少しずつ思い出されている様子です。
また改めてやっていきましょう。
最後はライアーの練習です。
構え方もだいぶ落ち着いてきました。
Iさんは、なかなか指番号を覚えられない様子でしたが、
今回は、「2」と言えば、自分の手をよく見て、
人差し指を出すことができるようになりました。
すばらしいです。
ライアーは、指と弦を平行になるように、弦の上に指を置き、
そこから滑らせて弦をなでることで発音するのですが、
「4、3、2」の順番に、指を出し、
5本ずつの弦をなだらかに鳴らすことができました。
難しいけれど、少しずつ取り組んできたことが、
着実に身に付いてきています。
継続は力なり。
できた!弾けた!楽しい!
それを大事にしながら、これからもセッションを続けていきます。