2023年6月13日(火)午後、隣町の三木町から、
障害福祉サービス事業所いっぽの利用者さんたちをお迎えして、
第31回のグループ音楽療法セッションを行いました。
今回は、女性の利用者さん、IさんとKさんのお二人と、支援員さんです。
この頃は、皆さんまずは「歌いたいです!」とおっしゃるので、
今回も歌から始めました。
IさんとKさんはどんな歌が歌いたいのかを訊ねると、
Jポップの何人かの歌手・グループ名、何曲かの曲名が上がりました。
そこで、試しに「恋する〇〇クッキー」と「〇〇ミズキ」を一緒に歌ってみました。
楽しそうに歌われました。
お二人は、歌詞で、しっかり音程をとって歌うことができます。
そこで、ただ楽しく歌うだけでなく、
ボイストレーニングも意識し、
より良い発声で、楽しく歌えるように、
少しレッスンをさせていただきました。
声が口の中にこもるような話し方が癖になっている様子なので、
はっきり明瞭に、明るい声で発声できるように、練習してみました。
とても真剣に練習に取り組むお二人です。
ふだんの生活でも、明るい声で挨拶できるといいでしょう?と話すと、
よく納得されて、より真剣に取り組んでおられました。
続いては、お二人が希望されている、ライアーのレッスンです。
言葉で説明したり、やって見せたりだけでは理解が難しいことについては、
1人ずつ、手をとって伝えます。
ライアーは誰でも音を鳴らすことができますが、
ライアー本来の良い響きで鳴らすためにはコツがいるのです。
少しずつ、練習していきましょう。
でも、今回、かき鳴らすだけでなく、1音ずつ鳴らすことがやっとできるようになってきました!
よかった!
新しいチャレンジには、障がいの有無は関係ありません。
もちろん年齢も。
何歳からでも、障がいがあっても、応援したいと思っています。
もみの木音楽舎は、年齢も障がいの有無も関わりなく
どなたも安心して通っていただける、みんなの音楽教室です。
音楽療法士がお待ちしております。