ブログ

音楽療法&声・ライアー(竪琴 音楽療法&声・ライアー(竪琴

高松で毎月開いている日曜講座に

ずっとご家族で通ってくださっている中西さんファミリー。

初めてお会いしてからもう1年以上経ち、

結哉君は、この春、小学3年生になりました。

とても繊細で、不器用だけれど、好奇心旺盛。

音楽が大好きで、リズムや曲調を感じ取ることがうまく、

即興演奏のセンスは抜群な男の子です。

お家では1人で自由に歌ったり、踊ったりするのが好きだそうですが、

学校では元気がなくなってしまいがちとのこと。

もみの木音楽舎の日曜講座に通われるようになった始めの頃は、

初めての取り組みでは避けるようにトイレに逃げ込んでしまうこともしばしばでした。

でも、最近の彼は、少しずつ苦手なことにも前向きにチャレンジできるようになって、

すごいなあと感じています。

3年生になったら音楽の授業で吹くことになるから、と

少し早めにリコーダーも一緒に練習をし始めているのです。

最初はとても抵抗があったようでしたが、

今は、できるようになりたい気持ちを強くもって、

とても頑張っています。素晴らしい!

 

そんな彼を、いつも温かく支え、見守り、

一緒にこの音楽療法セッションにも参加してくださっている

お母さまとお父さまから、

このたび次のようなメッセージをいただきましたので、

ここにご紹介させていただきます。

***************************

<お母さまより>

「梶谷先生が香川に帰ってきてくれて、本当に良かった~!」の一言です。
息子の結哉が音楽療法に通わせていただいております。
結哉は小学生になって学校に行けない時期があり、
家族で辛い時期を過ごしました。
何か楽しめることを、と出会ったのが、
梶谷先生のもみの木音楽舎です。
初めてお会いした梶谷先生は、美しく、凛とした、
熱い心が滲み出ているような方でした。
真っ暗な海を漂っていた私達親子を導く、
灯台を見つけたと思いました。
ところが、初めての事が苦手な結哉は、
レッスンで先生の言うことをきかないように見えたり、
親がハラハラしてしまうようなことが度々ありました。
就学前にも、家では歌ったり踊ったりするのが大好きなのに、
ピアノ教室やダンス教室では全然やらず、
先方からお断りされてしまった事がありました。
しかし、梶谷先生は、
「聴いていないように見えますが、
今、自分の中で一生懸命に対応しようとしています。
彼には音楽の才能があります。」と、
結哉を信じて下さるのです。
おかげさまで、もみの木音楽舎には一年以上通わせていただいています。
親が気付きを得られる機会も多く、
これがペアレントトレーニングというやつなのかなぁと思ったり。
梶谷先生は香川県でどんどん有名になって、
先日はとうとうテレビ出演まで果たされました。
さらに有名になって、先生の知識が広まって、
多くの人が私のように救われるといいなぁと願っております。
***************************
<お父さまより>
最初の一歩が苦手な息子ですが、
根気強く対応してくださり、
今でもまだ半歩ぐらいの歩みですが、
以前より色々なことにチャレンジできる幅が広がったように感じます。
これからも音楽を通じて豊かな心を身につけて欲しいと願っております。
引き続きどうぞ宜しくお願いします。
**************************
<そして、結哉君からも!>
かじかじ先生、テレビですごくカッコよかったです。
(ちょっと照れるなあ・・・。)
 *「テレビ」というのは、2024年3月にNHKで放送された
「音楽がひらく可能性」という特集のことです。

***************************

 

ありがとうございます。

ご家族ぐるみで、もみの木音楽舎の音楽療法セッションに期待し、

楽しみにしてくださっていることをうかがい、

とても嬉しく、また、身が引き締まる思いです。

今後も、月1回のセッションを大切に、一歩ずつ、

一緒に前に進んでいきましょう。

 

そして、私は決してお世辞は申しません。

結哉君の即興演奏のセンスは本当に素晴らしいです。

互いに聴き合うことができるからこそ、できる技。

君の音を確かに私は受け止めているからね。

安心して、もっと表現してごらん。

また待っています。

 

⭐️ある日の音楽療法セッションでの、

結哉君とお母さまと私の三人の即興演奏の場面の動画です。

下記のリンクからご覧になれます。

https://youtube.com/shorts/AeOz76Jm8cw?si=GHFt14fFazpODOp1