2024年7月6日(土)午後、三木町文化交流プラザ小ホールにて開催しました、
「涼風の響(すずかぜのひびき) ライアージョイントコンサート」は、
お陰様で、120名を超えるお客様にご来場いただき、
大盛況で終了いたしました。
もみの木音楽舎の初主催によるこのコンサートは、
私の長年のライアー仲間である芝山恭子さんはじめ、
《つくばライアーの響き》のメンバー8名との共演がかない、
実現できました。
なんと、コンサート当日の7月6日は、
《つくばライアーの響き》の24周年記念日。
そんな大切な日に、はるばる香川まで
ライアーを抱えて来てくれた《つくばライアーの響き》のメンバーと、
そして、お忙しい中、猛暑の午後に、
コンサート会場にいらしてくださった
香川県内外からのたくさんのお客さま皆さまと共に、
ライアーの静かな響きを味わいながら、
和やかに楽しむひと時を紡ぐことができ、
私はなんと幸せ者だろうと思います。
ご来場のお客さまから、
ライアーの演奏を初めて聴いたけれどとても良かった、
またぜひ聴きたい、
定期公演をしてほしいといった嬉しいお言葉の数々と、
お心遣いのお花やお菓子をたくさんいただきました。
心より感謝申し上げます。
皆さま、本当にありがとうございました。
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私は、国内にはこの1台と言われる、
ダビデライアーのコンサートライアーを演奏いたしました。
ライアーに出会って24年になりますが、
公の演奏会でソロ演奏をするのは初めて。
このダビデライアーを相棒に、
とても緊張しつつも、心を込めて、
ジョン・ビリングの「ソプラノライアーのためのプレリュード」の1曲や、
ダビデライアーの故郷のオランダの作曲家、
ベアトリス・グラデンヴィッツ作曲の「1年の花輪」の〈7月の章〉より
大好きな3曲をソロで演奏させていただきました。
また、「この曲が好き」と何人もの方に後から言われた、
ジョン・ビリングの「アルトライアーのためのプレリュード」からの3曲は、
芝山恭子さんとのデュオで演奏いたしました。
芝山さんとは、東京で何度も共演したことがありました。
今回のコンサートは、
茨城と香川というあまりに距離のある者同士の共演で、
打ち合わせる機会が非常に限られていたので、
私はすべてのプログラムの中で、
芝山さんとのデュオが一番心安らかな場面でした。
私が個人的に大好きな、藤井喬梓作曲の「双子の星」も、
芝山さんとのデュオで演奏でき、幸せでした。
ソロあり、デュオあり、ライアー伴奏の歌あり、
そして8〜9名の大アンサンブルありの、
香川でも四国でも初の、ライアー尽くしのコンサート。
呼吸もぴったりの《つくばライアーの響き》のメンバーと
ライアーオリジナル作品を中心に
楽しくアンサンブルできたことは、
私にとって刺激的で、心躍る経験でした。
コンサートのタイトル通りの、
涼風の響き(すずかぜのひびき)を、
皆さまにお届けできたでしょうか。
このコンサートの最後に、
私の新たな夢の一歩を踏み出しました。
香川でも、つくばのようなライアーアンサンブルグループを作ります!と、会場の皆さんにお伝えしました。
その名も「ライアーアンサンブルもみの木」。
小さなモミの木、これからまた育てます!!!
ライアーの響きを、いつかまた皆さんにお届けできるように。